金属部品などを製造している企業では、金型を使用する機会が非常に多くなります。金型は金属製でかなり強度がありますが、長年同じ金型を使用していると摩耗してしまったり、一部が欠けてしまったりすることがあります。そんな時には溶接による修理が必要になるでしょう。金型をわざわざ持ち運ばなくても済むよう、出張溶接をしてくれる業者を探して、極力業務に支障が出ないようにしたいものです。
こちらでは、金型の出張溶接を依頼する業者を選ぶ際にも役立つ金型補修の基礎知識と、メンテナンスについてご紹介します。
金型は製造業において非常に重要な部品であるため、できる限り補修せずに済むのがベストです。しかし、長年使い続けていると摩耗・欠損することもあるため、金型を補修する必要に迫られることでしょう。
では、金型補修とはどのように行われるものなのでしょうか。精密な金型においては、溶接による補修はあまり行われませんが、成形品の外観の基準がそれほど厳密でない場合には溶接での補修が可能です。
溶接を用いた金型の補修には、主に3つの方法があります。まずは「ろう付け」です。ろう付けは、はんだなどをあぶって溶かし補修が必要な部分に肉盛りをする方法です。それほど強度はありませんが、溶接自体はそれほど難しくないため、自社内でできることも少なくありません。わざわざ業者に依頼して出張修理してもらう必要もないので経済的です。
2つ目の方法が、「ガス溶接」です。酸素とアセチレンガスを使って着火し、溶接棒で溶接を行います。金型への熱による影響がさほど大きくないので、金型の変形を防ぐのに適しています。部品や金属の加工において、少しの変形も許されない状況で役立つ方法です。
3つ目の方法は「電気溶接」です。これは電流をアーク発熱させて溶接します。溶接する材料や材質によって被覆アーク溶接、炭酸ガスアーク溶接、イナートガスアーク溶接を使い分ける必要があります。電気溶接は専用の設備を必要とするため、専門業者に出張溶接を依頼するほうが良いでしょう。
専門的な知識や技術を持つウェルテック舎は、出張溶接も承っています。ご相談やお見積りは大歓迎ですので、ぜひ金型修理や出張溶接依頼をご検討ください。
金型が摩耗・欠損してしまった場合には補修が必要になります。そうなる前にしっかりとメンテナンスしておくことも重要です。金型のメンテナンスは基本的に分解、洗浄、研磨で行います。金型には成形材料から出る成分や堆積物が付着します。
これを放置しておくと固まってしまい、洗浄が困難になるだけでなく、製品の品質にも影響を及ぼします。そのため、成形品の品質や金型の大きさなどによって数日から数ヵ月に1回は金型を分解し、超音波洗浄、洗剤による洗浄、錆びている部分の研磨などを行いましょう。細かい部分はサンドペーパーや研磨用のクリームなどを使って手作業で行う必要がある場合もあります。激しく摩耗している部分や欠損があった場合には、専門業者に相談しましょう。
金属製品を製造したりレーザーで加工したりしている企業では、金型の摩耗や欠損は避けられません。メンテナンスなどにより金型の寿命を延ばすことはできますが、いつかは修理が必要になるでしょう。そんなときは、出張溶接を行ってくれる信頼できる専門業者に見積もりをご依頼ください。
ウェルテック舎は、これまで50年にわたって金型の修理を含め、出張溶接を行ってきました。全国どこでも出張溶接いたしますので、金型補修のお見積りもお気軽にご相談ください。
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